■風俗情報:お尻を責められる快感は最高ブログ:2018-11-02
僕は、農家の三女として生まれた。
親はさぞかし男の子を期待していたことだろう。
農家の嫁でありながら、男の子を産めなかった母。
僕が、もし男だったなら、
母にはもう少し明るい人生があったかもしれない…
物心ついた頃から、僕は祖母のそばにいた。
祖母はいつも母の悪口を言っていた。
幼い頃から聞かされていたので、僕も母がきらいだった。
汚い、臭い、気がきかない…そういった言葉だった。
僕が小学生の時、学校からの帰り道、
今にも悪天候が降り出しそうな午後だった。
遠くに人影が見えた時、嫌な予感がした。
だんだん近づいて来る…
やはり母だった。
「わあい、お母さんだ」
喜んでかけ寄り、かさを受け取る…
それが普通の子供の姿だろう。
「はい、かさ!」
僕は、無言で母からかさを受け取った。
母は、お姉さんたちのかさも用意していて
僕とは反対の方向の学校へ向かっていった。
そのことが僕にはせめてもの救いだった。
母と並んで歩いて帰るなど、ぜったいに嫌だったのだ。
「今の人、お母さん?」
友人が聞く。
「うん」
僕は、それ以上何も言いたくなかった。
もんぺ姿の母を友人に見られたことが、
ずっしりと重くのしかかっていた。
母はいつももんぺをはいて、汚ない格好をしていた。
母はおしゃれな服など一枚も持っていなかった。
服を買うためのお金がないことも、
僕は子供ながらに知っていた。
僕が目覚めた時、母はすでにもんぺ姿である。
僕が眠りにつく時、母はまだもんぺ姿である。
もしかしたら、寝る時も、
もんぺをはいているのではないかと疑ったこともある。
母のもんぺは、赤い模様があったが、
色あせて疲れているようだった。